2015.11.5

スピード復旧成功しました★★★★★

成功事例31 ディスクが2本故障し起動しなくなったLAN DISKからデータ復旧に成功

お客様からの症状

前日までは正常にアクセス出来ていたが、ある日突然出社してみたらアクセス出来なくなった。おかしいと思い本体を見たが普通に起動していた。しかしどのPCからもアクセス出来ないことには変わりないためLAN DISKの電源を落として再起動を試みたが、その後一切起動しなくなってしまった。社内で使っているデータが全てそこに入っているため早急にデータが必要。そんな中復旧業者を調べたところ、特急で対応してもらえるとのことでしたので直接持ち込みました。

診断内容

専門の診断機器にてI・O DATA製LAN DISK（HDL-XR4.0W）の内蔵ハードディスク4台をそれぞれ診断しました。その結果、2番と4番のハードディスクのデータを読み取るヘッドという部品に物理的な損傷があり、正常に起動出来ないことが分かりました。そこで分解作業の熟練の技術者がクリーンブースという塵・埃の立たない専門の部屋でヘッド部品の交換作業を行い、そこから別の正常なハードディスクに磁気情報を転写しクローンを作成、正常な1番と3番、2番と4番のクローンを復旧機に挿し込みRAIDを再構築し、復旧を試みました。

復旧結果

I・O DATA製LAN DISK（HDL-XR4.0W）から90%以上のデータ復旧に成功しました。

専門スタッフの対応・コメント

今回4台もののI・O DATA製LAN DISKをRAID5で組まれていたということで、障害が出ているハードディスクの分解作業が必要でした。ハードディスクというのは非常に精密な機械ですので、熱や寿命、電力供給等の要因により前日まで正常に動いていたとしても急に障害が発生してしまうことが多々あります。今回は幸い分解作業が成功しお客様にご満足いただくことが出来ました。しかし過去には障害が重くメディアに修復不可能な傷が入ってしまっていたお客様もいらっしゃいました。こういったことを避けるためにも定期的なバックアップをおすすめいたします。弊社でもクラウドサービスを提供しており、データを失ってお困りのお客様に今後のバックアップの手段として提案しています。ご興味ございましたらお気軽にご相談ください。

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