部署でデータを保存するために使用しているテラステーションTS-X2.0TL/R5が突然アクセスできなくなってしまいました。
テラステーションの液晶画面を見ると「E13」というエラーが出ていました。

メーカーのホームページで調べると「ハードディスクが故障しています」という内容のものでハードディスクを交換してRAIDの再構成（リビルド）を行う必要があるということでした。
自分たちでそれをしていいのか色々調べたところ、リビルドがうまくいかないこともありかえって状況を悪化させてしまうこともあるということで部署で検討した結果、データ復旧の専門業者に依頼することにしました。
インターネットで探したところWin-Getが新潟での実績も多く同じ型番で似たような障害の実績があったので依頼をすることにしました。

テラステーションTS-X2.0TL/R5の内蔵ハードディスクを取り出し1台ずつ障害状況を診断していきました。
その結果、4台中1台にヘッドの異常による重度物理障害があることが判りました。

テラステーションは、購入してから5年ほど使用期間が経っているとのことでしたので、おそらくハードディスクの寿命だったのだと思います。
一般的にハードディスクの寿命は、使用頻度によりますが5年程度、早ければ2〜3年程度でも障害が発生し、データ復旧が必要になることもあります。
パソコンのパーツの中で最も酷使される部分であり、故障する事が一番多いパーツでもあります。
そしてその障害は、ある日何の前触れもなく突然発生してしまうことがほとんどであるということです。

またパソコンや周辺機器にとって「熱」は一番の故障を起こす原因となりますので可能であれば半年か1年ごとにエアースプレーなどで掃除をすることをおすす致します。

今回のテラステーションはRAID5を組んでいるので、3台のディスクがあればデータ復旧することが可能です。
重度物理障害を起こしているハードディスク以外の3台を使用して、そこに記録されているRAID情報を解析し、その情報をもとにRAID構成を組み直した結果データの抽出をすることができました。
機器が到着した当日にはデータ復旧が完了し、無事データをご納品することができました。
お客様からもデータが予想以上に早く復旧できたのでとても喜んでいただきました。
Win-Getでは、豊富な復旧実績と他社に負けない上質なサービスで1秒でも早く、1つでも多くのデータ復旧を行っております！